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二か国語を同時に学ぶメリット・デメリット! 似た言語はやめた方がいい?

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あなたはどんな二か国語を学んでいますか?

これを読むあなたはきっとこれから二か国語の学習をしようとしている人か、またはすでに学習している人でしょう。

 

二か国語同時に学習した方が時間的にも短縮できていいんじゃない?」とか、「多言語を身につけたい!」と思っている人もいるでしょう。

 

著者もロシアにいた頃に言語学を学びまして、二か国語を同時に勉強したことも一度や二度ではありませんでした。

 

これまで、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロシア語、ポーランド語、チェコ語スロバキア語、ブルガリア語、フィンランド語、韓国語など…様々な(といっても十数ヶ国程度で恐縮の限りですが…)言語に触れてきました。

 

「触れてきました」と僕が言ったのには理由があります。

 

僕は決してこれらの言語をすべて「習得した」だなんて微塵も思っていないからです。

自由に話せるレベルの言語挨拶や日常会話をできる程度の言語書いたり読んだりはできる言語それぞれのレベルがあります。

 

正直、母国語である日本語ですら、不完全極まりないものだと自分では考えているくらいです。

 

「言語に完全な習得などあり得ない」とのスタンスなのです。

 

どういうことかここでは詳しく触れませんが、興味のある方は過去の僕の記事を参照されてください↓↓

 

 

www.tsukimitaka.com

 

さて話を戻しますと、僕自身も二か国語を同時に学習して、成功した例と失敗した例があり(←後述します)、その経験を通して二か国語を同時並行して学習する際にはいくつかの注意点があるのを知りました。

 

それらを理解しないままでは、学習を始めても、二か国語どちらも「共倒れ」になりかねません。

 

そこで今回は、著者の月見タカ自らの経験も交えながら、以下の4つのテーマでお話ししたいと思います。

 

二か国語を同時に学ぶメリット・デメリットのご紹介!

 

二か国語を同時に学ぶならどんな言語を選んだ方がいいのか?

 

二か国語を学ぶ際に気をつけたい注意点とは?

 

どんな言語を選んだらいいのか?

 

上記の4つのテーマを通して、読者の皆様に、二か国語(複数の言語)を同時に学ぶ方が一つずつ学ぶよりも効果的なのか否かを考える材料としていただけたなら幸いです。

 

目次

 

二か国語(複数の言語)を同時に学習することは一つずつ学ぶよりも効果的なの? あなたの本気次第です!

あくまで個人的見解ではありますが、結論を先に申し上げます。

 

二か国語(複数の言語)を同時に学習することは効果的です。

 

ただし、

 

あなたの本気度次第です(←これを言っちゃいけなかったですかね?笑)

 

しかし、それが実際であり、真実だからです。

 

またあなたが学ぶ(学ぼうとしている)言語にもよります。

 

あなたがどのレベルを目指して学んでいらっしゃる(学ぼうとする)かを僕は知りませんが、もし実践的なレベル、話せるレベルを目指したいのであれば、それなりの強い願望とモチベーションが必要だということをご理解ください。

 

なぜなら一言語ずつ学ぶにしても簡単な話ではないからです。

 

語学学習は、強力なモチベーションが必要で、「話せるようになりたい!話せるようになったら〇〇するんだ!」という強い願望がその土台だったりします。

 

モチベーションとなる材料は何でもいいのですが、「話せるようになった自分」をイメージできるくらいだといいですね。

 

何となくだとか、「フランス語話せたらいいな~」とか、軽い気持ちでいるなら、二か国語はおろか、一ヶ国語も身につかないでしょう。

 

偉そうな言い方をして恐縮ですが、これも本当の話です。

 

何事も甘くないっす^^;

 

わかった!それでもオレは(わたしは)二か国語同時に学習したいんだ!やってやるんだ!!」と思われた方だけ続きを読んでください。

 

次に二か国語同時に学ぶメリットとデメリットを順々にご紹介します。

 

二か国語同時に学ぶメリット

2つの言語を同時に学ぶことで世界は2倍にも4倍にも広がる!

外国語を学ぶこと自体がそうですが、外国語を話せたり使えると世界が広がります!

 

どういうことかといえば、コミュニケーションできる人も増えるわけですし、見聞きしてわかる事柄も当然増えるので、世界観が変わるのです。

 

抽象的な言い方しかできないようで、申し訳ないですが、これは外国語を身につけた際にハッキリと実感されるはずですよ!

 

「あー開けた!!」って僕なんかもなりましたから(笑)

 

言語は各々の世界を持っていると僕は捉えていて、僕はそれを「言語空間」や「言語世界」と呼んでいるのです。

 

二つの言語を学ぶということは、二つの世界、それ以上の世界と繋がれるアクセス権を手に入れられる!と思ってもいいかもしれませんね。

 

二か国語学んである程度身につけば、他の言語を学ぶ際にも上達は早くなる(→マルチリンガルへの道も?)

僕は多言語話者ではないですが、何ヶ国語も自由に話す知人や友人はいて、彼等曰く、第二外国語、第三外国語…と学んでいくうちに、学習が楽になっていくそうです。

 

僕もロシア語の後にウクライナ語やスラブ語圏の言語を学びましたが、共通点が多くて文法も近いので、「イケるかも?」と感じたものです(笑)

実際、結構わかるんですよね。

 

日本語のように言語に兄弟(?)がいない(※アイヌ語等は近いようですが)言語の使い手にはわかりづらい感覚かもしれませんが、話せないんだけど、意思の疎通は可能!といった言語は特にヨーロッパの言語にはたくさんあるのです。

 

なので、一言語がわかると隣の言語にも割と手を出しやすいです。

 

語学自体のコツをつかめ、効率的な学習方法を会得できる→自信になる!

まんまです(笑)

 

続いてはデメリットも押さえておいて損ないですよ!

 

二か国語同時に学ぶデメリット

半分づつの時間と労力しかかけられず、どちらの言語も中途半端になりかねない、正に「二兎追うものは~」状態に

正に見出しの通り。

一言語にかけられる時間を二言語にかけるわけですから、なかなか集中しないと覚えられないし、実践できません。

 

モチベーションの維持が難しい(単純に一言語ずつ学ぶより2倍大変…)

2つの外国語の学習を継続するには相当なモチベーションが必要だと思った方がいいです。

 

なぜかというと、一つの外国語を学ぶのさえ、難問にぶち当たった際には弱音を吐きそうになったりするからです。そんな時にも、「楽しい!」って気持ちがどこかにないと、続けるのは簡単でなかったりします。

 

二言語を学んでいて、「あ~楽しくてしょーがない!」ってくらいだといいかもです(笑)そのためには強い願望や動機、モチベーションが要ります。

 

単語や表現が混同してしまう

似た2言語(それもどちらのレベルも入門・初級レベルの場合など)を学ぶと、単語や表現がごちゃ混ぜに記憶されてしまう危険性があります(→後述します

 

二か国語を同時に学習する際の注意点とコツ

メリットとデメリットの双方をご紹介しましたが、ここでさらに二か国語を並行して学ぶ際の注意点を強調しておきたいと思います。

 

二か国語も継続できるか?(1カ国語でも簡単ではないです)

今の学習環境で、継続できるのか?とよく自問してみてください。

 

語学は継続が命です。

 

特に初級~中級の段階では毎日のように継続しなければ、すぐ坂を転げ落ちるかのようになってしまうんです…最初が肝心だったりするのは語学も同じです。

 

どの程度のレベルを目指す?

学ぶ2つの言語をどの程度使えるようになりたいの?

 

この問いは学習を始める前に考えておいた方がいいかもしれません。ちなみに学ぶうちに目標は変わっても問題ないです。

 

二か国語を使用する環境を身近に設けられるか?

設けられるなら正に儲けもん!!なのが語学学習のコツです(笑)

 

詳しくは過去の記事にも書きましたので参照ください↓↓

 

www.tsukimitaka.com

 

僕の場合はその言語でやり取りのできる友人(ペンパル)を先につくってしまいます。

 

モチベーションの維持にも役立ちますし、もし相手が日本に興味のある人なら尚更、win-winな関係を築けます!

 

あと、これもコツですが、日本のこと、自分のことを相手の言語で言えるようになっておくと、後々まで役立ってくれますので、何よりも最初に自分が学ぶ言語で、自分のことや国のことについて話せるようになっておくのをオススメします!意外と重要!


どんな言語を選んだ方がいいの?

基本的にはあなたが興味を寄せる言語、身につけたい!と強く思える言語であればいいのですが、ここで僕の経験を少しお話ししながら、ポイントをお伝えできればと思います。

似た言語を選ばない

似た言語とは、同じ語族の言語を指します。

 

例えば、ドイツ語とデンマーク語、スペイン語ポルトガル語、ロシア語とポーランド語、ウクライナ語など。

 

つまり、ゲルマン諸語同士ラテン語同士とか、スラブ語同士とか同じ語族の組み合わせですね。

 

もしあなたが、ある語族のうちの一言語でもよく操れない限りは僕はオススメしません。

 

「どういうこと?」って思われたかもしれないので、ここで僕の経験をお話しておきますね。

 

僕はロシアに留学し今でこそロシア語の通訳・翻訳のお仕事もするようなくらいにロシア語にのめり込んだ人間ですが、一番最初はポーランド語をやりたかったんですね(ロシア語よりさらにマニアックな選択w)。

 

ポーランドという国にも興味がありましたし、ポーランド語はラテン文字でロシア語のようにキリル文字でないからやりやすい?!って今思えば誠に愚かな考えからでした。

 

独学でしばらくやっていたのですが、挫折…そりゃ学習法も満足に知らない、手探り状態でしたから…

 

スラブ語系ならロシア語を勉強した方が将来的にも使える幅が広いんじゃない?って親だか友人だかのアドバイスでロシア語も同時並行で始めたのですが、ここで問題が…。

 

ポーランド語とロシア語には共通の言葉がたくさんあります。

ですが同じ言葉であっても、意味がまるで逆な単語が少なくないのです…

 

日本語で「切手」という単語が、中国語では字面の通りに「手を切る」意味になってしまうような感じでしょうか?)

 

ロシア語を始めた当初の僕の頭にはポーランド語の単語が残っていて、ロシア語にある意味とは違う意味に捉えてしまっていたり、また

 

ロシア語で地図はкартина(カルチーナ)と言いますが、ポーランド語ではmapa(英語のmapみたいですね)で、それが記憶にあるので、ロシア語の文でポーランド語の単語が口をついて出てきてしまう…

 

といったようなことで僕の頭は一時期混乱してしまいました。

 

なので、僕としては、あなたがもし近い言語同士の二言語のレベルがどちらも初級であるなら、同時学習はあまりお勧めしません。

 

うちの一言語をある程度モノにしてから、もう一方を始めることを勧めます。

 

二言語を選ぶなら、遠い言語がいいかもしれません。

 

「韓国語とスペイン語」でもいいですし、言語の共通点の少ない?方が意外と混同しないでいいと僕は思いますね。

 

優先言語とそうでない言語とを分ける

二か国語を並行して学習していても、学習進度や、興味の具合によっては次第にレベルにも差が出てきてしまうでしょう。

 

優先される言語そうでない言語に別れてきてしまうかもしれません。

 

なので、2言語を学んでいても、どちらの言語を優先的に学ぶ必要があり、学びたい欲求が強いのか時々は吟味(ぎんみ)してみることをオススメします。

 

言語を上達させるには、短期間で集中的に時間と労力を注ぎ込むのが一番の近道であると個人的には考えます、

また同時に「継続できるか?」が最大のカギです。

 

ぜひ、「続けられか? 注力の分散にはなっていないか?」を考えながら、二言語の同時学習をコツコツ進めていかれたら、きっと二言語を操れるようになる日も遠くないでしょう!

最後に

今回は二言語を同時に学習するメリット・デメリット、さらには注意点やどの言語をチョイスすべきか?について語ってまいりましたが、少しでも皆さまの語学学習のヒントとなったなら幸いです。

 

当ブログ「今夜は月見タカ?」では、この他にも語学学習ノウハウについて、ロシア語講座ロシアに暮らした自分だからこそ見えたロシアとロシア人についての記事をご紹介しておりますので、ぜひご覧くださいませm(_ _)m