こんにちは!月見タカです。
「今夜は月見タカ? [語学編]」の記念すべき第一号の記事です!*\(^o^)/*
初回なので、また少し前置きが長くなっちゃうかもですけど、何気に語学をやる上で大事なことをバンバン書いてるんで、特にこれから〇〇語勉強しようかなぁ〜って方は必見です!
そもそも「英語ができる」ってどういうこと?
外国語を勉強している方、特に英語を勉強している人はかなり多いですよね。
「タカさん、最近、英語の勉強を始めましたんだけど、何から始めたらいいのかわからないんだよね…なんかアドバイスくれない?」
っていう人に、僕もよく出会うのですが、
そういう人に僕はいつもこう質問します。
「へえ、どうして急に英語を勉強することに決めたの?」
すると、
「仕事で必要になったから」(ありありな理由ですね)
であったり、
「これからは英語ができないとマズいっしょ? タカさん、教えてよ」
といった答えが返ってきたりします。
そこで僕はまたこう質問します。
「英語の勉強が必要なのはわかったけど、どのレベルを目指してるんだい?」
こういった質問すると、ある人は、
「TOEICで900点目指す」と答えたり、
またある人は、不意をつかれたように口ごもって考えてたりします。
まず、「TOEICで900点目指す」と言った知人には、僕はこう即答しました。
「残念ながら僕は力になれないよ」と…。
それは簡単な理由からです。
TOEIC900点だなんて僕はとったことないから(笑)
実際にそう言うと、相手は意外にもこう返してきたりします。
「え、でもタカさんは英語できるじゃん?」
そして、僕はどう答えていいのかわからなくなります。
恥ずかしい気すらしてきます。
なぜなら、
相手のいう「英語ができる」の意味がわからないからです。
僕自身では「英語ができる」だなんて思ってもいないのです。
正直、母国語の日本語ですら自信がないのです(笑)
確かにこうしてブログを書き綴っているわけですし、それなりに「読み、書き、聞き、話す」には不自由を感じませんけども(笑)
むしろ、英語に関していえば、ロシア語ほどに自由に使えずある時期はコンプレックスすら感じていたくらいで…。
そんなことを思っていると、
「ほら、この間外国人旅行客に道聞かれてたでしょ? あの時、英語でスラスラ話してたじゃない!」
ああ、なるほど。
確かに外国人旅行客に英語で道を聞かれて答えた。
ただ何と言ったかは覚えていないし、
どこを案内したのか覚えているくらいなものなのです…(汗)
でもこれは、特別なことはありません。
つまり、英語で聞かれたので、相手の言語(英語)で応じただけなのです(笑)
たとえば、もしその知人に、
「英語でなんか話してみてよ!」
って言われたら、
僕はなにも話せなかったでしょう。
英語で話すのはいいとしても、英語で何を話したらいいのか?がわからないからです^^;
でもこれって、日本語にしたって同じではないですか?
いきなり「さあ、話してみてよ」
と相手に言われたところで、
「えっ、なにについて話したらいいの?」
ってなりますよね?^^;
つまりですね、
「話す内容」が定まってはじめて、「話す内容」を伝えるための道具である「言語」や「言葉」が活かせるということが言いたいのです^^
こう言うと、テレパシーがもしあるなら、言語は必要ないじゃない!ってことにもなりかねません(笑)
確かに、
「絵や音楽でも思いは伝えられるよ」
であったりだとか、
「ボディーランゲージやジェスチャーで十分事足りる!」
とおっしゃらる方もあるかもしれません。
そういったケースもあるでしょうし、わかります(笑)
でも人間とは不思議なもので、自分のことをきちんと相手や周囲に理解してもらいたいのでしょう。
すると言語で伝えるのが一番簡単なツールだと思いませんか?(「正確に伝わるか」は別問題ですが…^^;)
・読む
・聞く
・書く
・話す
言葉を使ってインプットしアウトプットする。
「知る、伝える」ための一番ベーシックなツールが、言語である
と僕は考えています。
このブログの【語学編】では、日本人が苦手としている、主に「伝える(アウトプット)」の部分にフォーカスしていく予定です。
はい、というわけで、
話が逸れそうなので、元に戻します(笑)
上記を踏まえた上で、これを読むあなたにもぜひ考えていただきたいのです。
あなたにとって、「外国語ができる」とはどういうことでしょう?
TOIEC900点を取るのが、「外国語はできる」なのでしょうか?
それとも、
英語で意思疎通ができるのが、「外国語はできる」なのでしょうか?
あなたにとって「外国語ができる自分」とは、「どういう自分か」を想像してみてください。
あなたがもし「TOIECで900点を取るノウハウ」であったり資格合格法を知りたいのであれば、他の語学系のブログを読まれることをオススメします。
あなたがもし、
・「その言語を本当の意味で使えるようになり、身につけたい」
・「自分の口でその言語を話せるようになりたい」
・「言語とコミュニケーション能力を身につけて、活かしたい」
・「外国人との交際を円滑にしたい」
・「話せるようになって外国人女性と付き合いたい」
などなど。
動機はどうあれ、「使えるようになりたい」
と、本気で思われるのであれば、このブログが何らかの一助となることでしょう。
なーーんて、初回なので、つい力んで前置きが長くなってしまいました(笑)m(_ _)m
では、具体的に「外国語の習得って無理ゲー?」というお題でまずお話します。
結論から言うと、外国語の完全な習得などありえない、外国語の習得は、あなたの目標とするレベルによるということです。
上記を踏まえた上で、今回の記事では
言語に対する認識って結構誤解されてるんじゃない?ってお話と、
これから外国語を学びたいと思ってる!だとか、すでに学んでる!って方へ向けた、
語学やるんなら、目標設定だったりが大事ですよ!ってお話をしていきますので、
あなたに必要な部分だけでも持ち帰ってくれたなら幸いです!^_-
では、さっそくいきますよ!
多くの人が「語学の習得」を勘違いしている
上記の僕の経験でもそうですが、
言語能力に対して、
多くの人が、なにか特殊能力のような認識を持っていたりします(すでに母国語とは別にもう一ヶ国語使える人はそこまで思っていないかもしれませんが)。
確かに、マルチリンガル(多言語話者)のように何ヶ国語も操れる人を見ると、まるで魔法使いのように見えなくもありませんよね(笑)
言語でジャグリングしているようだとも言われます(笑)
僕は少し興味があったので、
そんなマルチリンガルの方達がどのように普段、何ヶ国語と向き合っているか?
について、海外にいた時に調べたことがあります。
そして、よくよくマルチリンガルの彼らを観察していると、興味深いことがわかってきたんですね^^
彼らがやっていることって、僕が語学を身につけるためにやっていることと大した違いはなかった!ということです。
そういうわけでして、言語を身につける(少なくとも話す)ための秘訣を……
【語学編】初回で、もうぶっちゃけちゃいます!!(笑)
なぜ何ヶ国語も話せるのか?
答えは簡単です。
普段から話しているから
ほんとそれだけ(笑)
もっと言うと、
絶えず話せる環境、つまりは特定の言語を使う環境を整備しているのです。
それでもさすがに何十ヶ国語も話す人を見ると、僕も、すごい労力だったんだろうな、とか、モチベーション維持大変なんだなあって思っちゃいます^^
(→これもまたジムやなんかでボディービルダーの方を見ているのと似たような心境です(笑))
そんなモチベーション維持の方法であったり、マインドセットについてだったりって、語学教材では、あまり触れられてなかったりしません?
僕も当初は教材ばかり眺めてたタイプなんで、まったく知りませんでしたよ…(泣)
さてさて、話を戻しますと…、
そんな何十ヶ国語も話す人たちですが、それぞれの言語を等しく同じレベルで話しているか?というと、
実際はどうも違うってことがわかりました。
たとえば、英語がビジネスで使えるレベルであったとしても、
フランス語は日常生活を送るに困らないレベルであったり(※フランス語がネイティブな人間にチェックしてもらいました)、
僕がまだ理解できるロシア語に関していえば、まだビギナーレベルであったり…、
各言語のレベルには習熟度相応のムラがあるようです。
もちろん、いまできる言語であっても、使わなければレベルは下がります(自分の経験からそう言えます)。
ただある一定のレベルを超える(突き抜ける)と、それ以下には下がりにくくなってきます(これもまた自分の経験からそう言えます)。
この点については後日またお話する機会があるかと思いますが、
この「突き抜けること」こそが、「できる」最低のラインに達することなのかと僕個人では考えてます。
そうだ、そうだ、
よく言語を筋肉にたとえる例がありますよね?
まさにその通りだと僕も思います。
筋肉も使わなければ衰えるのと一緒で、
言語も使用頻度や使用期間によって衰える言語もあれば、そうでない言語もあります。
多言語話者が、話す環境作りになぜそこまで力を入れているか?といえば、まさにこの点にあります。
ジムに通ったり、自宅に筋トレできる環境を作るのといっちゃえば同じ原理です。
要するに言語能力とはいえ、言語を身につけるのに、特殊な能力はいらない!ってことが伝えたかったんです。
だって、僕でさえ、それもロシア語なんて稀有(?)で難しいとされる言語を割と不自由なく使えるようになったんですから(笑)
これを読む皆さんならラクショー!だと思ってください!(笑)
では、言語を使えるようになるには(あえて「習得」という言葉を用いません)どういった認識を持っていればいいのか?
それについてまず見ていきましょう!
難しいことは何もありませんから、リラックスしてくださいね*\(^o^)/*
不完全があたりまえ
間違いのない完璧を目指さないということは言語を身につける段階で非常に大事になってきたりします。
第一言語(母国語)である日本語ですら、僕らは文法的な規則に照らせば、必ずしも正確ではないはずですし、その必要もないはずです。
それでいて不自由は感じませんよね?
特に初学の段階(まだ語学をはじめて間もない時期)は、たとえば「正確に話そう」、「間違いなく話そう」と思わなくても大丈夫です!
だんだんと学習するにつれて、修正していけば◎です^^
言語とは意思疎通や周知のためのツールであるという認識でいい
言語とは第一に意思疎通や周知のためのツールでしかない
くらいの認識でまずはいいと僕は思っています。
人は常に自分を理解しもらいたいし、周囲で起こっている物事を知りたいという感情がどこかにあったりします。
でもさ、今なら画像や映像だけでも理解できるじゃん?って思うかもしれません。
確かに(笑)
それに、絵や音楽でも「思い」は伝えられるかもしれませんね。
ですが、言語が一番最古からあり、かつより簡単に誰にでもできる相互理解のためのツールの一つではないでしょうか?
うんうん、
まだありました(笑)
確かにジェスチャーや手話もありますよね。
言語は口で出したり、書かなければわからないかもしれません。
しかし
生活する上で、言語が介在しない日なんて実はないのではないでしょうか?
なぜか?
たとえ、一人きりで山奥にいたとして、周囲数キロ範囲に人がいなかったとしても、物事を頭の中で考えている時というのは、自分の言葉で整理し考えるのではないでしょうか。
「こうしよう、ああしよう」って。
テレパシーでもない限りは、言語にまったく触れない日はないといっても過言でないでしょう。
「言語能力」と「伝える力」は別物
言語は意思疎通や周知のツールの一つだという話をしましたが、「言語ができる」ことと、「正しく伝えられる」というのは必ずしも一致するわけではありません。
ありきたりな例で恐縮ですが、恋愛においてはまさにそうです。
好きになった女性がいて、その人に気持ちを伝えるとき、「言葉」は確かに役には立つでしょうが、
相手に「思いが伝わる」ことにフォーカスしてみると、意外に「言葉」は必要でなかったりしませんか?
もちろん「言葉」で伝えることが大事でないとは言いません。
ですが、
言語能力と、伝えるべき内容を適切に言葉にできる力は別物だということです。
「外国語ができる」、それは特別なことではないんだよ
これについては既にお話ししちゃったようなものですが、言語を身につけるのに何も特殊能力など必要ないのです。
必要なのは、健康な身体と、平均的な記憶力だけです。
あとは、「できる自分」を思い描くことです。
ある言語を話したいなら、その言語を「話している自分」をまずは思い浮かべることから始めてみましょう!
僕も、ロシア語を勉強した際には、「ロシアのキレイなお姉さんたちとロシア語を話している自分」を想像したもんです(笑)→これが実際には大きなモチベーションになっちゃったりするんですから、不思議です(笑)
今回のまとめ
「外国語の習得ってそもそも無理ゲー」ってお話でしたが、最後に大事な点を2点だけおさらいして終わります!^^
・あなたにとって「外国語(英語でも何語でも)ができる」ってどのレベルを指すの? 「できる」とは何か?を考えてみる
・「言語の完全な習得」などありえない。不完全でもともとだから間違ってもOK!という気持ちで学習する。
今回は以上です。
今回の記事では、伝えきれなかった部分もまだまだあるのなので、また補足情報を後日追加するかもです!^^
今回もご精読いただき、ありがとうございました!m(_ _)m
それでは、Ciao~!(^o^)/