日本に訪れるロシア人ってここ数年ですごい伸びているってご存知ですか?
日本政府観光局の発表にも、2018年の訪日ロシア人数は前年比22.7%増の9万4800人だそうです。
東北地震の際にもさほど影響はなかったそうで、僕ら日本人としては、本当にありがたいことですよね。
では、ロシア人は、日本に何を求めて来るだろう?って思いますよね。
訪日ロシア人のニーズで多く聞かれるのがショッピングと食事です。
今回はショッピングと食事にフォーカスしたいと思います!
目次
訪日ロシア人はショッピング好き?
ヨーロッパ諸国からの観光客は、アジア圏からの訪日観光客に比べ、宿泊費や飲食費、娯楽・サービス費にお金をかけるケースが多く、ショッピング費が少ない傾向にありますが、ロシア人は、ショッピングにお金をかける観光客の割合が多いそうです。
そんなロシア人ですが、今回は、訪日する時期で多いのはいつ頃なのか? ショッピングに連れて行くなら、どこが喜ばれるのか?ってお話と、食事に連れて行く際の注意なんかも合わせてご覧ください。
ロシアから知人や友人が来る!って予定のある方も、予備知識として仕入れておいて損ないと思いますので、ぜひ参考にされてください。
ロシア人観光客が多い時期っていつ頃?
日本を訪れるロシア人観光客の多い時期は、3月~4月、9~10月で、ちょうど桜と紅葉の時期に当たります。
滞在期間はいろいろですが、1週間~2・3週間滞在する方も多いですね。
僕が知る範囲では、全体的に彼らは旅行で名所名跡をあちこち行ったり来たり忙しくするよりも、のんびりと過ごすのを好む傾向があるように感じます。
なので、案内する際にも時間に余裕を持ったスケジュールを組んであげた方が喜ばれるでしょう。
もちろん、アクティブに行動しがる方もいますし、観光とはいえ目的は様々だと思うので、「行きたい場所」や「買いたいもの」など、目的によく耳を傾けてあげるといいかもしれませんね。
ショッピングにどこへ連れて行けばいい?
百貨店やデパートでの買い物も多いですが、注目すべきはドンキ・ホテなどに代表されるディスカウントストア。
ロシアから知人が来る際には連れて行ったりするのですが、彼らの喜びようといったらありませんね(笑)まるでおもちゃ屋に来た子供のような表情になりますから(笑)
あとはマツキヨなどのドラックストアも案内すると喜ばれます!ロシアにはドンキやマツキヨといった、何でも屋!みたいなお店がないので、珍しさと便利さ、そして安さに惹かれるそうです。
ドンキとマツキヨは鉄板です!
データ的にも彼らロシア人の購買意欲はまだまだ盛んなようですよ↓↓
(データが3・4年前のもので少し古い?って感じもしないではありませんが、傾向としては今も変わっていないと思うので一応参考までに)
ロシア人が日本で好む食べ物って何?
やはり肉料理です。
寿司ももちろん人気ではあるのですが、生魚を毎日のように食べる習慣がないので、やはり飽きてくるようです。
僕個人的にこれまでロシアからの知人を案内して人気だった料理をいくつか挙げてみます。
●肉料理全般、焼肉、しゃぶしゃぶ(※モツ料理はNG。内臓系は食べる習慣がロシアにはないので。またイスラム系のロシア人も中にはいるで、豚肉にも注意)
●寿司、海鮮料理(生魚が苦手なロシア人も中にはいます)
●うなぎ料理(蒲焼きなどを好きな人は多く、総合的にロシア人ウケします)
上記の3つのラインがいいですが、鍋料理にも注意が必要です。
日本人の感覚だと、一つの鍋を数人で囲むのはそれほど抵抗ないことかもしれませんが、ロシア人や西洋人からすると、一つの鍋を数人で食べるのに違和感のある人はかなり多いです。
なので、鍋料理のお店に連れて行くならば、一人前の鍋が人数分用意されるようなお店にした方がいいでしょう。
ちなみに、お米は僕らにとっては主食ですが、ロシア人や西洋人にとっては野菜的な感覚ですので、毎食お米だと飽きてしまうでしょう。
最後に
ロシア人といっても実にいろいろな人がいますが、あくまで僕が接してきた訪日ロシア人の傾向について今回はざっくりお話してみました。
ロシアから知人や友人を招く予定のある方の参考になれば幸いですm(_ _)m